世話焼きおばちゃんの都筑相談窓口

横浜市都筑区で活動中

急変で主治医との連携で救急搬送された利用者さんのこと

 ご家族からケアマネに連絡がありました。入院直後「医療相談室(病院により名称は様々です)ソーシャルワーカーとよく相談してくださいね!」と声掛けしました。最近は長期入院させてくれないから、早めの対応が必要なんです。

 入院されると介護保険がストップし、医療保険が適応になります。ケアマネ業務に「医療連携」があり、本人家族に了承が前提で、病院へ情報提供します。退院時にもカンファレンス参加等で情報収集すると加算される仕組み(本人負担は無し)がH18.4から始まってます。このことでケアマネが、病院や主治医と連携しやすくなりました。本人や家族が「もう在宅復帰はない」と選択されるとケアマネとの契約は終了します。ソーシャルワーカーと連携して次の施設入所のための情報提供はありますが…

 退院が決まる時、医療行為があると行く先が限定されます。最近胃瘘は、老人保健施設老健)や特別養護老人ホーム(特養)等はOKですが、24時間高カロリー点滴IVH(中心静脈ポート)は、医療行為のため、在宅で訪問看護利用か療養型病床(廃止予定の施設サービスですがまだ存続しています)しかありません。受け皿的に有料老人ホーム(有料)がありますが、看護士24時間常駐していればOKだけど… 療養型施設入所は平均20〜25万/月位かかります。有料も費用はほとんど同じ位かかります。ただ入居金が必要で、最近は高齢者専用優良賃貸住宅(高優賃)とされる施設もあります。有料に関しては、体験入居をお勧めします。高いお買い物するのですからね!!“○○も金次第なのかな?”(つぶやき)

 本当に高齢者の救急搬送は難しいです。まだ元気なうちに『最期をどうするか』を定期的に家族と話し合っておくことが大事と実感しています。